歌で勝負する　sg Wannabe+ キムジノ　（2013.08.17） - アッコリ

2013/08/21 (Wed) 20:08:26

ご無沙汰してます。
先日韓国で放送された、
「MBC　ヒューマンドキュメント　人が好き　
歌で勝負する　sg Wannabe+ キムジノ」
ご覧になりましたか？
とても見ごたえのある素晴らしい放送でした。
それで、日本語訳したんですが、
少し前に動画に字幕をつけることを覚えたので、
このプログラムにも字幕をつけてしまいました。
テレビ番組に日本語訳を付けてアップするなんて、
何重にも著作権侵害だということは重々承知しております。
でも、ジノやオンマの思いを、
映像と共にお伝えしたいという気持ちを
どうしても抑えられず…
MBCさん、ごめんなさいm(_ _)m

この映像をネットにアップしてくださっていた方には
使用許可をいただきましたが、
MBCさんには許可をもらっていません。
と言うことで、いつ削除になるかはわかりませんが、
よろしかったらご覧くださいm(_ _)m
（画面右上に「Quality」ボタンがありますので、
標準～高画質にしていただき、
大画面でご覧になると見やすいかと思います）

http://www.dailymotion.com/soraayu?userWidget=1&fbc=947#video=x13iigi

おすみさん、「やっぱりそれはまずいよ」
という事でしたら削除しますので、お知らせください。

一応テキストも・・・
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
MBC　ヒューマンドキュメント　人が好き　歌で勝負する　sg Wannabe+ キムジノ
2013.08.17放送
＜サロンコンサート会場＞
ナレ：レストランをいっぱいに埋めた人々、誰かを待っています。

観客１：心がとてもきれいな感じで、素直に歌っているし…
観客２：テレビでは本当に変な風に映るみたいで、私から見るとカッコいいと思うんです。

ナレ：女心を捕まえる彼だけの魅力は何でしょうか。
１００名程が集まった小さなコンサート。
舞台は小さくなったけれど彼女達には最高峰の場所に立っている歌手でした。

字幕：歌で勝負する　SG wannabe　キムジノ

＜ジノの自宅＞
ナレ：コンサート現場を彷彿とさせる歌声が家中を揺らします。観客は子犬１匹、そしてオンマ（母）。二人だけです。

ジノ：（母は）ずっと忙しそうに何かをしているけれど 心では聴いていることを、今はわざわざお互いに表現しなくてもわかるんです。空気の流れが、お互いが会話しているようにしてくれるんです。
スタッフ：お母さん、本当にそうですか？
母：あんた何言ってるの？（笑）
ジノ：アハ～（笑）

ナレ：知らない人々は、24時間ライブ音楽を聴けて良いなあと思うでしょう。
母：こういう人々がいるじゃないですか。「毎日歌を聴けて良いですね」と。でもだんだん耳が…痛いです。自分の歌をある程度までは歌わなければならないんだけれど、帰って来た瞬間から一日中歌声が出てると考えてみてください。何かIDが「歌声」なんですよ。それで「あんたのIDさえ歌声なんだね」。私がそういいました。
ジノ：「彼女は息子について話すんだ」
♪愛する僕のオモニ～　今日も～うんざりする歌を聴きます～　どうか家から出て行って　歌って　帰って来て～♪
毎日こうです。（笑）

＜sg時代の映像＞
ナレ：家の中ではぺこぺこしている息子。しかし数年前は招くのも大変な人気歌手でした。

ジノ：兄さん達はカッコいいでしょう。かっこよくて。僕がいることによって顔のない歌手として活動しなければいけない。その状況が、僕がとても申し訳なくて、「抜けます」と話したら、兄さん達が「どうしてそんなことを考えるんだ？お前の声が必要だ」と。顔が必要だという話は確実にしなかったです。声が必要だと強調したんですよ。（笑）

ナレ：顔より声で記憶されたグループSG wannabe+。韓国のグラミー賞と呼ばれるゴールデンディスク賞で２回も大賞の栄誉を抱きました。しかし、華麗に飛翔していた途中で翼を失いました。

字幕：２０代歌手　最初にライブコンサート３００回突破
　　　３年間CD売り上げ１位

＜ドンハのこと＞
（ドンハが亡くなった時のニュース映像）

ジノ：当然心が痛くて、実際、ドンハヒョンの話をするのもとてもつらいんです。家族なのでたくさん喧嘩し、家族なのでたくさんの事を笑いながら一緒にトントンしながら（背中を叩いて励ましあいながら）一緒に立ち上がり。ありがたくもあり憎らしくもあり…

＜ジノの家＞
ナレ：実の兄のようだったドンハさんを見送り、しばらくの間何もできませんでした。人々が言う白手（無職）になったんです。他のメンバー達は軍に入隊し、１人残り孤独な闘いを始めました。
母：ただ（私は）私の生活を、ずっと私の仕事をして、ジノはただお金をふり分けて使って…
ジノ：今は収入がありません。収入が無くなって３年ちょっとです。はい。マイナスです。全て　お金を　持ち出しで、ずっとそうしているんですよ。貯めていたのを。

＜スタジオ＞
ナレ：ここはジノさんの個人作業室です。彼の人生は少し変わりました。大きな事務所から出たんです。もう今までのように助けてくれる人はいません。
ジノ：SG wannabeが再契約した時、お金も一度にたくさん貰ったことがあります。でも、その時僕は良い気づきを受けたんです。お金を追っていったら夢が壊れるんだということに ハッと気づいたんです。はい。

＜ジノの家＞
母：なぜこんな風に孤独な道をいくんだろう、なぜこんなに良い条件を全て断って。事務所からもたくさんオファーがあったのに、なぜそうなんだろう。
ジノが「オンマ、僕はこれが幸せなんだと思う」と。

＜スタジオ＞
ナレ：これまで積み上げてきたSG wannabe+の名声を捨て、もっと伝えようとする、「本当のキムジノ」としての考えです。
休んでいる間書いてきた曲が100曲を超えます。今年初めには１人でソロアルバムも出したんです。
ジノ：（僕の選択が）意地っ張りで変わっているように見えると思います。そして誰もしない選択で、危うく見えることもあるでしょうが、僕は、僕の声とマイク１本で生き残りたいです。

(ソテジになりたいと歌う６歳のジノの映像)
ナレ：ソテジになりたいと夢見る息子にアボジ（父）は世界の歌を聴かせてくれました。お酒に酔った会社の帰り道では忘れずに音楽CDやテープを買ってきてくれたんです。アボジは歌手になった息子を見られずに癌でこの世を去りました。

ジノ：「オンマ、他の男性と付き合ってみるのはどう？」こう聞きました。でも、オンマが前にこう言ったんです。「お前のアボジほどの人はいない」。僕が大人になってたくさんの男性に会うじゃないですか。本当に僕たちのアボジのような人はいません。
母：私の横にあんなに良い人がいたんだな。（今は傍に）いないけれど、そう思いながら生きること自体が、ただ私にはそれが力なんです。

ナレ：玄関の前には古びた靴が一足あります。アボジの靴です。
ジノ：僕が外に出ている時、オモニが１人でいるのがちょっと…それでアボジの靴が一足中にあったら、来る人にもそうで、ちょっと安全なので、そんな意味だったんです。
ナレ：靴は同じ場所で１０年以上守っています。

＜アボジのお墓＞
ナレ：１週間に２～３回、息子はアボジに会いに来ます。ずいぶん前からお墓の端に郵便ポストが一つ立っているんです。話したいことを書いてここに入れたら、アボジに伝わるようです。

父への手紙
「父さん　
歌手になっていつの間にか１０年が流れました。
第２の跳躍のために
最近 僕は熱い選択をしました。
人のための歌を 真心で歌うことで
小さな慰めとなれる 僕の人生を　
熱く満たすために　新しい挑戦をしました。

父さんの人生と 母さんの人生が 僕の歌となり
その大切な その歳月を　温かく胸に抱き
そのぬくもりを 僕の歌声で
人々に伝えられる 智恵を、勇気を
応援してください。　愛しています。　父さん
　　　　　　　　　　　　　　　　2013.08.07」

ナレ：気持ちを表現するのが下手な彼だけれど、ここに来たらすべての事を吐き出すことができます。

ジノ：ここが３０分くらいで来られる距離なので、少しでも何か辛いことだったりそういう時、無条件でただここに来ます。ここに来てアボジの顔を見たら、見て行ったら、心が
…何ていうのか、心が温かくなる感じがします。そして、何か助けをもらって行くような感じです。
行きますね～、アボジ。

＜夜のバスケットコート＞
ナレ：遅い時間、なぜ男性たちが運動場に集まっているのでしょう？月夜に体操でもするのでしょうか？
小・中・高と一緒だった彼のチングたちです。
頂上に立っていた時は顔を見るのも大変だったんですが、最近はしょっちゅう集まっています。
大事な公演を前にしても、会うのが負担ではない終始一貫した姿です。

シンハジョン（高校のチング）：今も僕たちだけで会ったら、僕達はいたずらしたり、そんなことが多いんですが、（ジノは）カッコいい言葉や良い言葉を言ってくれます。「僕も学んだ」という信念。
パクチュンリョル（小・中・高のチング）：いつも（僕たちが）軽薄な時があるんだけどジノが１回づつ重みを捕まえてくれます。いつも中立を維持するように。
チング達：ジノや～ ゲリラコンサートファイティン！

＜ジノの家＞
ナレ：ジノさんは今日、路上でコンサートをしようとしています。歌手生活１０年で初めての事なんです。
何を着れば良いのか。洋服を選んでいるんですが自信がなくて何着かを揃えました。
ジノ：スタイリストがいないんです。スタイリストがいなくて（笑）
スタッフ：今日、特別に選んだ衣装コンセプトがあるんですか？
ジノ：今日は大学生のような 大学路だから大学生のような雰囲気で、これもシャツで…

ナレ：何人来るかわからない舞台。オモニは息子がとても失望して戻って来るのではないかと気を揉んでいます。
ジノ：行って来ます。
母：うん。
（コンサートの）予告をしていなくて、本当に３人の前で歌う事になったらどうしよう。

＜大学路＞
ナレ：若者のメッカ大学路マロニエ公園。街角の呼応を楽しむ文化芸術の街です。ジノさんがデビューする場所です。
ジノ：人々がたくさんいなくても実は本当に関係ないです。多かったら良くて…
ナレ：反応を調べるんですが。
ジノ：「行きたい～ToT」行けないという声です。「私も行きたいですToT私は学校にいるんです」

ナレ：８月の暑さの中で観客がどれだけ集まるか心配です。
　　　大学路の中でも明堂といわれるところにやってきましたが。他のチームが先に場所を取っていました。この世界にも守らなければいけないルールがあります。気持ちが焦りますが待つほかありません。

イチャンウォン（マネージャー）：今あそこが、場所を先に取って歌っている人が優先なので。
ナレ：ジノさんの番になりましたが、観客はわずか数名です。
　　　いつものように、華やかな挨拶の代わりに 歌で彼がコンサートの幕を開きます。

聴いていたおじさん：弟よ、アンコール。

ジノ：歌手になって２度目のターニングポイントを迎えているようです。今日私をご覧になった方々が、この瞬間を愛することができるように、僕が今日最善を尽くして歌っていきます。

ナレ：人々が向かい合う街角で 彼は暑さも忘れたまま 何時間か心で歌います。
　　　真心で歌う歌は観客の心に響きます。

観客（男性）：話も上手で歌も上手で、すごく良かったです。
観客（女性）：とても良かったです。より親密で、より近づくことができて、より自然で、それでとても…

ジノ：本当の歌声と僕の事情達が人々の何人かに響き、その人が誰かに伝え、そうやってそうやって一緒に響きを共有する人々が多くなったら、時間はかかったとしても、それは簡単に、泡のように消える人気とは違うように思います。だから僕はもっと一生懸命それを守っていかなければ。